ビジネスパーソンであれば社内における人間関係というのも企業で成功するためには潤滑に行う必要があります。
しかし社内の人間関係、本来はひとつの目標(要するに企業利益ですね)に向かって並列に進むので意思統一、疎通が図られているべきなのですが、並列に競争原理を持ち込むから人間関係、ややこしくなってきます。
「なぜ、このように悪口が絶えないのか。人々は他人のちょっとした功績でも認めると、自分の品位が下がるように思っている」
この名言を残したのはヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテです。
悪魔と神が人間性の善悪について賭けをする大作、ファウストの作者で知られる作家だけに人間の本質を突いた言葉といえるでしょう。
実際、社内で功績を上げると全社的には高い評価が与えられても組織としての小規模、課とか係になると必ず陰で悪口を言う人がいるものです。
もちろん、その根源が嫉妬であることは明白ですね。
功績を上げた時でもそれを声高に自慢すれば必ず嫉妬は大きくなるし、自分自身を貶めることにもなります。
功績を上げても自重し、他の人の功績に対しては嫉妬を表に出さず、自分の成績を上げる糧にすることが、小さな組織の人間関係を潤滑にする方法です。
…陰口にはどうやって対処するかって?
そんな人物は放っておけばいいんです。
どうせ、そんな輩とまともに付きあおうなんて人はいないんですから。