ビジネスパーソンであれば安穏の企業に勤められるわけではなく、突然、企業から最後通告を告げられる時があるかもしれません。
そんな時、慌ててしまうのはビジネスパーソンとして失格。
16世紀の宗教改革家、マルティン・ルターはこんな名言を残しています。
「たとえ明日、世界が滅びようとも私は今日、リンゴの木を植える」
スポンサードリンク
本当に明日、世界が滅びるかどうかわからない、だから今日、できることをする、という意味に捉えられがちですが、じつはルターの背景を知ると、この名言の意味を知ることができます。
ルターは熱心なカトリック教信者でしたが、どうしても疑問を解くことができず、またカトリック教徒の腐敗を許すこともできず、ついにキリスト教の新解釈、プロテスタント派を創設しました。
プロテスタント派に対するカトリック派の弾圧は凄まじかったのですが、それに屈せず、プロテスタント派を定着させました。
この名言にある『世界が滅びる明日』はカトリック派に弾圧を受けるプロテスタント派の危機を、『今日、リンゴの木を植える』はプロテスタント派のキリスト教義(リンゴの木)の布教を意味しています。
つまり自分への弾圧があろうと、自分の決めたことを貫く、というのが名言の真意です。
もし、仕事でツラいことがあったら、ぜひルターの言葉を思い出してください。
額になりました ⇒ 明日、世界が滅びようとも今日、私はリンゴの木を植える
関連記事(一部広告含む):