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ドイツは諺も頑固一徹!諺と言葉の力

ドイツでマイスターと言ったら手工業における親方的存在で、現在は資格制度ができており、適用される41業種には必ずマイスターがいなければ営業できないシステムになっています(例外もあります)。

ドイツ中世の手工業ギルドの時代から続くシステムを近代化させた制度ですが、現代でもマイスターになるための過程は厳しく、学問だけでなくワルツという放浪修行をこなさなければならない場合もあります。 続きを読む ドイツは諺も頑固一徹!諺と言葉の力

現実を見据えるドイツの諺!諺と言葉の力

ドイツの気風といえば質実剛健。

諺も人生訓話的な内容が多く、現実をしっかりと見据えた表現が目立ちます。

「鞭を本当に感じるまでは泣いてはいけない」

人生には突然訪れる悲しみだけでなく、予期できる辛いこと、苦しいことがあります。

それらを予期している段階から恐れたり嘆いたりするのではなく、本当に訪れるその時まで心の準備をしておけ、という意味ですね。 続きを読む 現実を見据えるドイツの諺!諺と言葉の力

愛はお金で買える?結婚の諺!諺と言葉の力

では、お待ちかね、世界各国に共通する恋と愛と結婚の諺です。

「怒りは愛を募らせる」

イタリア映画を見ていると女性は男性に対して平気で喧嘩を売って、しかも言い負かすほど強い存在です。

ちなみに筆者、仕事でローマに行っている時、駅のホームにいたアベックを何気に見ていたのですが、どうやら口論をしているらしく、男が盛んに囃し立てていました。 続きを読む 愛はお金で買える?結婚の諺!諺と言葉の力

こそ泥と大泥棒の違い!諺と言葉の力

黒澤明監督の名作に「悪い奴ほどよく眠る」があります。

政財界の汚職をテーマにした作品で、悪事を暴こうとした主人公があと一歩まで追い詰めるも、結局は権力のトップに座る汚職者たちは安穏とし、末端の人間だけが殺されるという社会派の名作ですが、このタイトルとよく似ているのが、

「黄金が口をきく時、舌は黙る」というイタリアの諺。

日本も汚職の多いお国柄ですが、その上を行くイタリアらしい諺です。 続きを読む こそ泥と大泥棒の違い!諺と言葉の力

ヴェニスの商人に出てくる諺!諺と言葉の力

イタリアの水の都、ヴェネツィアを舞台にしたのがシェイクスピアの「ヴェニスの商人」。

金貸しのシャイロックが金を借りたアントーニオに担保として肉1ポンドを担保とする話が縦糸の戯曲ですが、シェイクスピア独特の横糸が張り巡らされていて話は二転三転、意外な結末と喜劇らしい大団円が待っている名作です。

横糸では富豪の娘ポーシャ(案外、この物語は彼女が主人公ではないでしょうか)の亡き父がポーシャに残した遺言がひとつの伏線となっています。 続きを読む ヴェニスの商人に出てくる諺!諺と言葉の力