「恋愛名言集」カテゴリーアーカイブ

名言・格言額!心に残る言葉の贈り物

「情熱のない恋愛は哀愁のないサンバのようなものだ」

これは1966年のフランス映画「男と女」の中に出てくるセリフのひとつです。

字幕と曲の本来の歌詞とは若干違っていて、「哀愁のないサンバは綺麗なだけの女に似ている」という翻訳の方が近いのですが、今回のコラムには前出のセリフの方が似合っていますね。

スタントマンの夫を亡くしたアンヌと妻を自殺で失ったレーサーのジャン・ルイ、2人の恋愛ドラマですが、これはもうフランスの大人の恋愛という、日本人の若い男女には絶対に届かない世界が描かれており、ある程度の歳を重ねたところで、あの映画のエッセンスを理解できるのはほんの一部だけではないか、というくらい、全編に濃密な時間が流れています。

とはいえ、日本の若輩者とレベルが違いすぎる手練手管、百戦錬磨のフランス男女でさえ恋愛に関しては、この映画のように気持ちのすれ違いが起きてしまうもの。

ホントに恋愛は人間関係の中でも、もっとも難しい関係といえるでしょう。

正解はいつも自分の中にしか見つけられない恋愛、せめて先達の知恵と経験から生まれてきた名言を参考にして成就させてください。

そして恋愛に失敗したら、哀愁を含んだサンバを聞いて自分を慰めましょうね。

男が陥る女のラビリンス!恋愛名言集

とかく、男は恋愛になると理屈をこねて自分を納得させようとします。

まあ、カッコつけちゃうわけですね。

カサブランカでハンフリー・ボガート演じるリックがラストシーン、恋人のイルザを逃がすのだって、結局はカッコつけて恋愛から逃げちゃった、とも考えられるでしょ?(いや、もちろんあれこそ男の美学、なんて声高々に言いたい気持ちは分かるけれど)

「君の瞳に乾杯!」なんて言うより、 続きを読む 男が陥る女のラビリンス!恋愛名言集

まずは夕食を一緒に取ってみる!恋愛名言集

本来、男女の恋愛は人間の本能的行動です。

つまり種の保存、繁栄ですね。

一目、会った時から恋に落ち、なんでこの人なんだろう?と考えることもありますが、それは本人と相手の遺伝子が大きく異なることを臭覚から感じ取っている、という実験データもあります(自分と異なった遺伝子を結合させるほど子孫は生命力が高まるのが理由ですね)。

恋した相手を見るだけで胸がドキドキする?

それは単にアドレナリンが放出されているだけに過ぎません。 続きを読む まずは夕食を一緒に取ってみる!恋愛名言集

男は考え、女は感じる!恋愛名言集

だいたい、男と女は同じ人間でありながら、たとえ嗜好が似ていたとしても、その根底では絶対に理解しあえない間柄といえます。

社会的な活動において同じ方向性の行動を取ることはできても意思の疎通に関してはお互いの間に、確実に深い溝があると考えた方がいいでしょう。

若年層はこの溝をなんとか埋めようとしますが、高齢層になるほど溝を見ないようにしてやり過ごそうとします。

それが大人になるということでもありますが、溝を埋めようという作業は穴の空いたバケツで水を組む行為に似ていようと、その情熱が溝の上に橋を渡すので、若い人はできるだけ無為であろうと行動で示す方が恋愛には効果的です。 続きを読む 男は考え、女は感じる!恋愛名言集

気障と情熱は男の必須アイテム!恋愛名言集

「ムッシュ、他にご注文は?」

「そうだな。部屋を1つ」

これも前項で紹介した「男と女」の一場面における男の方の主人公、ジャン・ルイの名セリフです。

フランスのプチホテルは1階が誰でも利用できるレストランで、2階以上に少ない数の客室を設けているところが多く(いや、フランスだけでなくヨーロッパのほとんどの国ですね)、わざわざホテルカウンターに行って予約を取る必要もないから、こんな名セリフが生まれてくるのであって、これを日本でやると「お客様、申し訳ありませんがホテルカウンターへお越しくださるようお願いします」などと言われ、まったく形無しとなってしまうのでご注意を。 続きを読む 気障と情熱は男の必須アイテム!恋愛名言集