アインシュタインほどの科学者であっても失敗と挫折はつきもの。
それをいかにして次の成功に結びつけるか、それが凡人と偉業を成し遂げる人の違いとも言えます。
「学べば学ぶほど、何も知らないということが分かるようになる。何も知らないと分かるようになるほど、もっと学びたくなる」
これもアインシュタインの名言です。
これはけっして謙虚という姿勢ではなく、研究を進めるほど謎が増え、それらを解明したいという本音の表れでしょう。
世の中、薄い知識を得体の知れない情報源から仕入れ、それをさも自分の経験から生まれたように言いふらす知ったかぶりには、ぜひ聞かせたい名言ですね。
「私は実験において失敗など一度たりともしていない。これでは電球は光らないという発見を、今まで2万回してきたのだ」
これも失敗に対する科学者ならでは、の名言ですね。
この言葉を言ったのは電球という単語が入っていることからも想像できるように、トーマス・エジソンです。
エジソンはアメリカの発明王としても有名ですが、同時に失敗と敗北でも知られており、自分が採択した直流送電にこだわるあまり、交流送電がその後の主流となったことや飛行機(厳密にはヘリコプター)を開発しながらも安全面を考えて断念した後、ライト兄弟が初飛行機を成功させたなどの挫折を味わっています。
どれほど失敗や挫折を繰り返していても肯定的に捉えられるからこそ、偉業を達成できるわけですね。