アメリカ合衆国で、しばしば『もっとも偉大な大統領の1人』として挙げられるのがエイブラハム・リンカーン。
彼の「人民の、人民による、人民のための政治を地上から絶滅させない」と言ったゲティスバーグ演説はその後の世界の民主主義政治に大きな影響力を与えましたが、政治的発言だけでなく人生訓としての名言も多く残しています。
たとえば、「もし木を切り倒すために6時間を与えられたら、私は最初の4時間はオノを研ぐのに費やすだろう」という言葉。
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何事にも準備が重要で、用意周到であって初めて物事は進められる、という考え方です。
人生の成功に、行き当たりばったり、はありません。
偶然で得られるチャンスはあっても、そのチャンスに対して計画性を持たずに挑めば返り討ちに合うのがオチでしょう。
リンカーンはこうも言っています。
「準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ」
つまり日頃から斧を研いでおけば、木を切るために与えられた6時間のうち、2時間しか使わないで木を切ることができ、残りの時間を使えば他の木も切ることが可能になるわけですね。
リンカーンはアメリカ大統領として北軍を指揮、南部を率いるリー将軍と各地で壮絶なる戦いを繰り返し、南軍を制圧して奴隷制度を廃止しましたが、綿密な下準備とチャンスを焦らずに待つ姿勢がなければ、でき得なかった偉業です。
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