ゴルフは人生に似ているスポーツと言われます。
スタートはアウト、つまり出て行くことで全18ホールのうち、9ホールをすぎるとイン、つまり戻ってくるというスタイルはまさに人生そのもので、途中、ラッキーもあればバッドラックもあり、プレー中はすべて1人(またはキャディと2人)ですべてのプレーを判断し、判定しなければなりません。
日によって天候が変わることもあれば、違うコースに行って攻略法も変わり、同じ状況が繰り返される確率は限りなく0%に近いのがゴルフです。
もちろんゴルフが上達するのはプレーヤーであれば誰でもうれしいことですし、上達すれば同伴競技者に迷惑をかけることも少なくなります。
しかし、ゴルフの本当の楽しみは、気の合った仲間と一緒にプレーする時間なのです。
ボビー・ジョーンズはこんな名言を残しました。
「人生の価値は、どれほどの財産を得たか、ではない。何人のゴルフ仲間を得たか、である」
フェアウェイに出れば肩書も年齢も関係ありません(もちろんマナーとしては大切です)。
いかに楽しい時間を過ごせたか、それさえあればいつでもゴルフ仲間となれるのがゴルフのいいところです。
もちろん、この言葉はゴルフだけに限らないでしょう。
いつか、どこかで人生を振り返った時、ともに歩んできた仲間が多くいる人は、それだけで幸せな気分になれるものです。