親戚や友人、知人のお葬式。
そのような機会がないにこしたことはありませんが、年齢を重ねると出席する機会も増えてきます。
特に親しい仲の人が亡くなると、式の中で挨拶を行うこともあります。
お葬式は急に決まるものです。
挨拶をするにしても、急にやってきます。
考える暇もないかもしれません。
お葬式で使ってはいけない言葉もあります。
忌み言葉と呼ばれるもので、『たびたび』『くれぐれも』などの重ね言葉は禁句とされています。
不幸が重なると思われるからです。
また、直接的に『死』を連想させる言葉も良くありません。
それらの言葉は使わないようにしましょう。
遺族への短い挨拶などでも同様です。
配慮のある言葉遣いをするようにしてください。
また、喪主や近しい遺族にもなると、お通夜、葬儀、精進落としなど、代表して挨拶を行う機会も多くあります。
例文なども多く出ていますので、それらを参考に挨拶するようにします。
忌み言葉は使わない方がもちろんいいのですが、それにこだわり過ぎると言いたいことが言えなくなってしまう場合もあります。
大事なのは亡くなった方と、遺族の方々の気持ちです。
忌み言葉が入っていても、それで気持ちが伝わるのであれば、多少は構いません。
お葬式は、最後の別れの場です。
悔いのない言葉をかけてあげるようにしてください。