女性には酷いことを言うフランスの諺!諺と言葉の力

フランスの公共哲学、自由主義に騙されてはいけません。

意外と女性差別の激しいお国柄で、ファッションなどの目立った分野以外では女性の社会進出が難しく、議員にいたっては女性登用率9.3%と日本以下です。

とはいっても、日本で本当に活躍できる女性議員はわずかしかおらず、人気取りの一面があることは免れませんが。

この女性差別、諺にも表れています。

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「雌山羊はつながれた場所で草を食わねばならない」

これは本来、人は置かれた場所に甘んじて生きていかなければならないという喩えに使われるのですが、それだけの意味なら山羊でよかったのに、わざわざ雌とつけているところが不明です。

一説によると、そんな大げさな意味ではなく、もっと俗っぽい意味で庶民の間に使われていた諺で、夫の愚痴を言い回る妻を家の中に閉じ込めておくときの遠回しな表現だったといいます。

確かに夫の愚痴をこぼす妻というのは他人に取って迷惑この上ないのですが、それにしても雌山羊に喩えるのは酷いと思いませんか?

「女は教会で聖女、街では天使、家では悪魔」という諺もあるので、昔、フランスの男性はよほど女性に酷い目に合わされていたのでしょう。

ちなみにフランスで「角が生える」といった場合、日本では嫉妬から女性に角が生えますが、フランスでは男性に生えます。

寝取られ男(コキュ)という言葉があるくらい、女性は自由恋愛を楽しんでいるのですから、そりゃ角も生えれば女性差別の諺が生まれるのも、ある意味、仕方ないのかもしれません。

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