ルパンⅢ世の名言、カッコいいですね。
峰不二子ちゃんのすべてを呑み込み、その上で毎回、追いかけ回すのですから、峰不二子ちゃんとしても、自分を上回る度量に少なからず心惹かれているわけです。
男は女性に対して海よりも広く深い心を持つことが大切です。
そうすれば女性の嘘も誘惑もアルカイックスマイルもすべてその中に収まり、女性は安心と信頼を寄せるはずです。
この辺のところを分かるために男は男にならなければなりませんし、また分かってくると男も大物と呼ばれるようになります。
岡本敏子は日本が世界に誇る芸術家、岡本太郎の奥さんだった人ですが、こんな名言を残しています。
「太郎さんが『男女』っていう素敵な字を書いたの。男と女がくっついてひとつになっているんだけれど男が上。だから『やっぱり男が上なのね』と言ったら『そうだよ、いつだって女が支えているんだ』って言うのよ。ちゃんと分かってらっしゃる」
この名言もやはり男、つまり岡本太郎は妻に一歩譲っていることがはっきりと分かります。
多分、できる男ほど女性に対して上から目線、なんていうことはなく謙虚でいて、しかも包容力が高い能力を持っているのでしょう。
もちろん、できる女性にはその謙虚さと包容力を見抜ける視線が求められるわけですが。