稼いだ金を惜しみなく遊びにつぎ込むことができれば、それは遊びであるけれど堂々と趣味にすることができます。

趣味に夢中になっている男の姿は恋愛におけるポイントがかなり高くなることは間違いありません。

アイドルを応援するヲタクダンスだとか二次元収集趣味などに関してはこの限りではないかもしれませんが、それでも精一杯の誠意を傾けている間は恋愛に対して興味をさほど抱かなくなるだろうし、またそんな姿に心打たれる女性がいないとも言えないでしょう。

ただ、できれば遊びの趣味は一生を通じて、歳を取っても夢中になれる内容の方が好ましいですね。

パイを食い尽くし、新しいパイを待つよりも、いくらパイを食っても減らないパイのような遊び、趣味であれば一生を通じて楽しむことができますし、また到達点を見ることもありません。

「恋人として男と女の違う点は、女は１日中恋をしていられるが、男は時々しかしていられないという点だ」と言ったのはイギリスの小説家、サマセット・モームです。

これも恋に終わりがあると認識する男、恋の終わりを見ようとしない女性の違いを表した言葉ですが、到達点のない趣味は文字通り、終わりがありません。

じつは男にとって、一生を通じて楽しめる趣味を持つことは、恋愛をするよりも人生を充実させることができるのです。

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