最近、日本でもモラルハラスメント、言葉や態度による威圧的な迫害が話題になるようになりました。
相手に非難できる点を見つけ、自分を優位に見せるために威圧的な言葉や態度を示して相手を陥れることですが、それが時には刃物で相手を傷つけるよりも深刻なダメージを与えていることに、本人はまったく気がついていません。
人として最低、なんて思っている人も、きっとどこかで、気がつかないうちにやっている場合があるので、そんな時はイギリスの諺を思い出してくださいね。 続きを読む 言葉の暴力を諌める諺!諺と言葉の力
最近、日本でもモラルハラスメント、言葉や態度による威圧的な迫害が話題になるようになりました。
相手に非難できる点を見つけ、自分を優位に見せるために威圧的な言葉や態度を示して相手を陥れることですが、それが時には刃物で相手を傷つけるよりも深刻なダメージを与えていることに、本人はまったく気がついていません。
人として最低、なんて思っている人も、きっとどこかで、気がつかないうちにやっている場合があるので、そんな時はイギリスの諺を思い出してくださいね。 続きを読む 言葉の暴力を諌める諺!諺と言葉の力
前々回、難破した2人のイギリス紳士の小噺を紹介しましたが、これには別バージョンがあります。
それは難破した2人の紳士というところまでは一緒ですが、最初に2人が顔を合わせた時、自己紹介をする前に「では、どちらが先に救助の船を見つけるか、賭けをしようではないか」と話し合ったこと。
どこが小噺なのか、イギリス紳士を知らないと分からないのですが、イギリス人に言わせると、それくらいイギリス紳士は賭け事が好きなようです。 続きを読む イギリス人も賭けをしたくない!諺と言葉の力
イギリスと日本、諺を見るとどちらも似たような言い回しがあります。
物事の本質を言い表す時、わざと遠回しに言う方法ですね。
これ、言われた方としては機転が利かないと何を言われているか分からず、さらに恥をかくという、まことにもって嫌味っぽい諺です。
「知恵の数より毛が多い」と言われたら、それは単純に頭が悪い、知恵が足りないという意味。 続きを読む 梅ではなく桃にウグイス!諺と言葉の力
諺、世界各国にあります。
民族と言語があれば諺が生まれているわけですね。
では、各国の諺を紹介していきましょう。
最初は「転がる石に苔むさず」の諺で日本と同じような解釈を持つイギリスから。
で、諺の前にイギリスの小噺をひとつ。 続きを読む イギリスで紳士になるには三代かかる!諺と言葉の力
「転がる石には苔むさず」には相反する2つの意味がありますが。逆に言語は違っていても同じ内容の諺が発生している場合があります。
たとえば先に紹介した「船頭多くして船山に登る」という日本の諺と似ているのがフランスの「コックが多すぎるとスープは出来損ない」という諺。
これは解釈が必要ないでしょう。
日本でも定着している中国の諺で「虎穴に入らずんば虎児を得ず」という教訓がありますが、英語圏では同じような意味を持つ「No pain No gain」という諺があります。 続きを読む 世界中で見られる同義の諺!諺と言葉の力