恋愛に対して言い訳がましく、理屈っぽいのが男で、これは古今東西、変わっていません。
女性の方はぜひ参考にしてください。
男たちはこんな勝手で、しかも素敵な言葉を残しているんですよ。
「男は嘘の国の庶民だが、女はその国の貴族である」
とにかく嘘に関しては女の方が一枚も二枚も上手、と言っているのはフランスの作家、アベル・エルマンです。
まあ、恋愛の関係では男女ともに「嘘はつかない約束」を交わしていながら、大なり小なり嘘とつきあっているものですが、その嘘の質に違いがある、とエルマンは言いたいのでしょう。
男は形勢不利となるや、すぐに謝ってしまい、その時点で女性に主導権を握られ、なんらかの報復を受けますが、女性は嘘を貫き通します。
どれほど追い詰められようと嘘を突き通すと、やがてそれは女性の中で真実となり、涙ながらに「どうして信じてくれないの!」という展開になってきます。
こうなると、もういけません。
ある男は呆れるし、ある男は疑いを抱き、ある男は諦め、ある男は去っていきますが(中には「俺が悪かった」といって必至と抱きしめる男もいるでしょうけれど)、それでも嘘は守り通されます。
守り通された嘘はまさに男女の間の闇と同じ。
男は女性の嘘に抵抗しない方が無難です。