前述したエルマンの「嘘」は他の言葉に置き換えることもできます。
「お金の使い方」とか、いろいろな言葉を当てはめてみるのも面白いでしょう。
「誘惑」という言葉を使ったのが反ファシズム運動の作家として有名なマネス・シュペルバーの名言。
「女が誘惑するテクニックは男が誘惑するテクニックより、ずっとレベルが高い」
最近は草食男子が増えたことによって、肉食女子から見れば捕食しづらい部分も出てきていますが、その分、男が誘惑するテクニックはレベルが下がっているといえるでしょう。
この名言、女性には最初から備わっている能力で、けっして習得する必要がないのですが、戦後教育の一環が本能部分を蓋で閉じ、ネット中心の現代社会がその上に「女子力アップ」なんて情報の重石を乗せています。
これを実証するのが2~3歳の幼女。
早くも大人の真似をして化粧はする、光ものは身につけたがる、「しな」を作って笑顔で魅了する、など「いい大人の男」でさえ、その本能的誘惑には抵抗できない魔力が秘められています。
その頃の男児なんて幼女から見れば母性本能の対象にしか過ぎないほど、幼いのですから相手になりません。
女性で彼氏ができないとか結婚ができないと悩んでいる人、あまり情報に捕らわれず、もっと本能的になれば意外と簡単に男を捕まえることができますよ?