ビートルズ解散の原因とも言われて一時は世界中から悪役扱いされたオノ・ヨーコですが、そのツンデレぶりに参ったジョン・レノンとポール・マッカトニーの間にはすでに亀裂が入っていたので、オノ・ヨーコがそこにクサビを打ち込んだ形と言ってもいいでしょう。
オノ・ヨーコの存在がなくてもビートルズはやがて解散する運命にあったのですが。
むしろその世界規模で支持されているバンド解散の一因と言われるのは女冥利に尽きると言えます。
前項で紹介したオノ・ヨーコの名言には女性解放の意味は含まれておらず、その後も戦争反対や障がい者援助といった平和的活動をしており、ウーマン・リブ運動とは無関係のポジションにいますが、オノ・ヨーコの名言と同じことを言っているのが太宰治。
「『男女同権』とは男の地位が女の地位まで上がったことなのです」