第二次世界大戦、チャーチルだけが偉人ではありません。
まあ、ホントの偉人は国家間の戦争に巻き込まれた市井の人たちなんですが、ここではその問題を語るのは重すぎるので、名言集を続けましょう。
第二次世界大戦における日本の悲劇は端的に言ってしまえば戦前の憲法上、内閣から独立して天皇の統帥権を獲得した軍部、さらに第二次大戦の世界情勢を長期的に見ることができなかった軍部の指導者たちですが、軍人として優れた人物も多く輩出されました。
なんだか、潰れていく大企業のお手本みたいですね。
第二次大戦の日本の軍人で先見の明があった人物、山本五十六もその1人です。
最終階級は元帥海軍大将で連合艦隊司令長官、1943年4月にソロモン諸島上空において、米軍に撃墜され死亡しています。
第二次大戦の引き金はいろいろありますが、そのひとつとなった日本軍の軍備を制限させる英・米主導のロンドン海軍軍縮会議にも海軍随員として出席、日本側の軍縮派に対して強行に反対を唱え、会議を混乱に陥れるほどの軍人でした。
そりゃそうですよね、
一方的に日本の軍備を削減すれば戦争回避は果たせても、それは単に米英の隷属国家となるだけですから。
1900年代の日本、英米から今の中東みたいな扱い、受けていたんですよ。