第二次世界大戦で日本の連合艦隊を指揮した海軍大将、山本五十六。
前項の名言はいわば軍人的立場として発せられた言葉ですが、人格者であることは衆知の事実で、以下のような名言も残しています。
「『いまの若い者は』などと、口はばたきことを申すまじ」
実年者は、今どきの若い者はなどということを絶対に言うな。なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。
その若者が、こうして歳を取ったまでだ。だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。」
どうですか、この名言。
会社の上司だとか就職の面接官だとか、「ゆとり世代」だの「さとり世代」だの、勝手に分類したがる実年者にぜひ、聞かせたい名言です。
あ、それから批判ばかり繰り返して建設的なことを何も提示しないマスコミや著名人にもぜひ、知ってもらいたい言葉です。
実年者は自戒とし、若年層はネットで勝手なことばっかり言ってないで歳を重ねたら、この名言を思い出してくださいね。