ウィンストン・チャーチルは戦争の中に身を置く波瀾万丈な人生を歩んでいましたが、軍人や政治家としての手腕が評価されただけでなく、ノーベル文学賞を受賞しているほどの文才があったことから名言も数多く残しています。
「凧が一番高く上がるのは風に向かっている時である。風に流されている時ではない」
チャーチルの人生は自ら風に向かう凧と言ってもいいでしょう。
自分を貫くために政治面では保守党から自由党へ移籍したり、労働者のストライキ鎮圧にも自ら先頭に立つなど政治家としても破天荒な行動を取っていました。
むしろ向かい風を好むチャーチルだからこそ後世に名を残す政治家だったといえます。
「どんなことでも、大きいことでも小さいことでも、名誉と良識とが命ずる時以外は断固として譲るな。力に対し、ことに的の圧倒的郵政な力に対しては、断固として譲ってはならない」
いかにも自分の信念を貫く英国紳士、チャーチルの人格を表す名言ですね。
ちなみに、今どきの若い子たちが自撮りしている時に出すピースサイン、じつは第二次世界大戦でチャーチルが英国軍を鼓舞するために出した勝利を意味するVサインであること、知っているでしょうか?
…いや、知っているわけないですよね。
そんなこと、どうでもいいじゃん!って一蹴されるに決まってますよね。