戦国時代の三英傑に仕えた黒田官兵衛、よほど中間管理職に対して厳しかったらしく、次のような名言も残しています。
「その職に相応しくない者はすぐに処分したりするが、よく考えてみるとその役を十分に務めてくれるだろうと見たのはお主だ。目利き違いなのだから、主の罪は臣下より重い」
この名言で思い出されるのが政治団体である維新の会元代表の橋下徹氏と上西小百合議員の確執。
名言に当てはめれば、上西議員を維新の会から立候補させた橋下氏の責任は重く・・
もちろん橋下氏もそれはすぐに認めていましたが、維新の会を脱会させれば主の罪はなくなるものか、という問いかけが生まれてもおかしくないところでしょう。
まあ、無所属になっちゃったんだから責任の追求をしようがない、と言われればそれまでですが、上西議員、まだ議員給料貰っているんですから。
マスコミも一連のセンセーショナルな顛末が終われば題材として取り上げないけれど、実際に上西議員がどのような実績を残しているのか、あるいは活動を行っているのか、それを追求しなければ議員給料が云々という話、まったくの机上の空論です。
黒田官兵衛が見たらなんというでしょう?