ビジネスパーソンであれば、企業への貢献と同時に社会的地位を保つことも必要になります。
そのためにはオカネが必要ですが、オカネ以上に社会的地位として社会から認められるのが家族を持つことです。
税金も安くなるし、ローンも組みやすくなりますし、企業も安心して単身赴任させることができます。
なにしろ家庭を持ち、子供ができることは国家財産につながるのですから。
しかし家庭を持つためにはパートナーを探さなければなりませんね。
これが最近はずいぶんとご時世が変わり、ついに、というか究極というか、親同士が合コンをして娘や息子のパートナーを探すなんてシステムまで生まれました。
明治時代以前は親の決めた相手と結婚するのが当たり前でしたが、現在の日本、なんだか時代が逆行しているような気もします。
もっとも、その理由がパートナーを探すのが面倒だから、というのだから情けないというか呆れるというか。
と、まあ、恋愛に関して面倒臭がっている若年層へ向ける名言がこれ。
「男と交際しない女は次第に色褪せる。女と交際しない男は次第に阿呆になる」
19世紀のロシアを代表する劇作家、アントン・チェーホフの言葉です。
内面を的確に描き出す優れた短編小説を世に送りだしたチェーホフだからこそ、普遍の定理を短い言葉で表現できたといえるほど、重みのある名言ですね。