科学者の次は政治家の名言集を紹介しましょう。
政治家、と聞いて胡散臭い雰囲気を感じたり、裏金の匂いを嗅ぎ取ったり、まともな業績を上げていないなどと思うのは日本の現在の政治家を多く見過ぎたせいです。
まあ、そうなるのも仕方ないことでしょう。
たかが36歳の若造のくせに、偉そうに「戦争に行きたくないというのは利己的個人主義、戦後教育のせいで残念だ」などと主張しながら、その一方で訳の分からない未公開株をこっそり売りつけようという姑息な議員がいて、しかも除名すれば補欠選挙をしなければならないため、除名もできない政党が日本の第一党であることを考えれば、現在の日本の議員から迷言こそ出ても、名言を残せるような政治家はいませんからね。
でも世界を見渡すと国家を建立するために、あるいは改革、守るために、それこそ命を賭して政治手腕を振るった政治家も多くいます。
もちろん、それらの政治家すべてが赤貧を尊ぶ、という姿勢を貫いているわけではないでしょう。
しかし本来の目的を達成させるために、あえて清濁合わせて呑み込むことは人生の成功において必要なことのひとつであることは間違いありません。
国家を背負う重圧に耐えて偉人となった政治家の言葉には、常人が測ることのできない言葉の重さがあります。