偉業を成し遂げた人の名言、政治家の次はスポーツ選手です。
スポーツは数字が結果として残るだけに、偉業は誰もが認めやすいという明白な部分があります。
たとえば野球のイチロー選手。
1991年にプロ入りしてから2015年現在でも現役を続け、メジャーリーガーのNPB・MLB(日本のパ・リーグやセ・リーグみたいなもの)の双方で多数の記録を残している日本屈指の選手ですが、その求道的姿勢はすでに数々の名言を残しています。
「努力せずに何かできる人のことを天才というのであれば、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを天才というのであれば、僕はそうだと思う」
このイチロー選手の言葉、偉業を成し遂げた人が必ず持つ、共通した認識ですね。
「苦悩というものは、全身でしたいって思いがあって、それを乗り越えられる可能性のある人にしか訪れない。だから苦悩とは飛躍なんです」
これも偉人に共通する認識でしょう。
チャーチルやリンカーンも同じようなこと、つまり逆境や煮詰まった時こそチャンスがある、と言っています。
イチロー選手にこんなこと言われちゃうと、日々、些細なことで悩んでいる常人は、けっしてそれを口に出して「苦悩」などと言えなくなってしまいますね。