本来、男女の恋愛は人間の本能的行動です。
つまり種の保存、繁栄ですね。
一目、会った時から恋に落ち、なんでこの人なんだろう?と考えることもありますが、それは本人と相手の遺伝子が大きく異なることを臭覚から感じ取っている、という実験データもあります(自分と異なった遺伝子を結合させるほど子孫は生命力が高まるのが理由ですね)。
恋した相手を見るだけで胸がドキドキする?
それは単にアドレナリンが放出されているだけに過ぎません。
だから、恋愛をことさら人間の崇高な行動、などと思わず、もっとプリミティブな本能である、と考えれば恋愛の本質的ことであれこれ悩む必要はなくなるはず。
男の場合、女性を理解しようとしてラビリンスに迷い込むこともなくなります。
それじゃ恋愛は進展しない、って?
そんなことはありません。
世界に知られる日本の名監督、小津安二郎はこんな言葉を残しています。
「男女の仲というのは夕食を二人っきりで三度して、それでどうにかならなかった時は諦めろ」
夕食を三回、共にしたからって相手のことなんか理解できないでしょ?
でも三回の夕食で盛り上がって、なんとかなっちゃっうのが恋愛の始まりなんです。
難しく考える前に、とりあえず好きな相手ができたら夕食を三回、共にしてみましょう。