女性としての魅力を向上させることは結果的に恋愛を成就させる力に導きますが、シャネルが美しさと装い、謙虚という3つの条件を出したように、成功を収めている女性は必ずトータルバランスを重視しています。
たとえばマドンナ。
「女性はオッパイやお尻ではなく頭をつかうべきだと言うけれど、でも女性はすべてを使うべきなのよ」
マドンナもまた、シャネルと同じように最初から成功の環境を持っていたわけではなく、20歳でニューヨークに来た時は所持金が36ドルだったことは有名な話ですね。
デビュー当時こそセックス・シンボル的な扱いを受けていましたが、現在では女性レコーディング・アーティストとして全世界で売上NO.1の記録を保持、さらにレコードレーベルの設立や児童書の執筆など、実業家としても実力を発揮しています。
中途半端な女優は、すぐに「レッテルを貼られるのが嫌い!」などと実力も考えずにエラソーなことを言い出しますが、そこがマドンナとの大きな違いでしょう。
「セックス・シンボルって呼ばれるのは当然よ。だって私、セクシーだもの」
どうでしょう、このマドンナの自信。
自分の中に秘めたトータルバランスを自覚しているからこそ、その一部を評価されても堂々としていられるわけですね。
トータルバランスで魅力を高めることができれば、他人の噂や評価も簡単に受け流すことができるでしょう。